【カナダで辛い状況の方必見】カナダで不眠症と鬱になった話

    皆さんこんにちは!みーなです。

    カナダライフはキラキラしていて、色んな国の友達ができて英語が上達して・・・と思いカナダに来てがっかりした方も多いのではないでしょうか?実際InstagramやTIKTOKには良い面だけが載っていることが多いです。私のキラキラライフもSNSからご覧になれます:)このブログでは、カナダのリアルな生活を発信します。英語上達法や友達の作り方はまた違う記事でシェアしますね。

    日本では、「鬱」と聞くと「大袈裟だな」「気持ちの問題」「サボりでしょ」などとあまり良いイメージは無いと思います。正直私も今までそう思っていました。カナダでは日本よりメンタルヘルスを重視していて、カウンセリングなども頻繁に行われています。

    今回は、タイトル通り精神的に辛くなった話を書こうと思います。今留学中で、想像していた生活と違う・諦めようかな・辛くて挫けそうと思っている方に「もう一度頑張ろう」と思っていただけると嬉しいです!

    目次

    体調不良の始まり

    カナダに来て7年目の私は、今まで大体のことはなんとか乗り越えていました。そんな私が、何もかも投げ出したくなった2021年。16歳で親元を離れて、高校留学からバンクーバーの公立カレッジに進学しました。大きな問題もなく、2021年9月ブリティッシュコロンビア大学の3年次に編入!

    UBCに編入する前から、バンクーバーのモールに入っているジュエリーのお店で販売員の仕事をパートタイムでしていました。仕事は楽しいし、みんな仲良く良い環境!8月頃から、体調が悪くなりました。家に帰ると疲れて何もできず、すぐ寝て朝は起きるのが辛い。女性の方はホルモンバランスなどで良く起こるそうです。あまり気にはしていなかったのですが、1ヶ月治らず9月に突入!

    UBC編入直後の絶望

    編入して初めての学期1週目は、頭痛と発熱もありコロナが流行っていたので学校に行けず・・・編入早々学校に行けないなんて最悪の事態です。とりあえず、先生方にメールで報告。レジスターした4コース中2コースはオンラインだったので、よかった!と思いZOOMに参加したら、全く理解できずグループディスカッションではレベルの差を痛感しました。

    フランス語を小学一年生から勉強し、短期フランス留学を経験した私はUBCでフランス語マイナーにするため3年次レベルのクラスをレジスターしていました。1回目の授業から、英語が使われず授業の説明から全てフランス語オンリー。ブレイクアウトルームでの生徒だけのディスカッションもフランス語のみ。レベルを間違えたと思い、先生にメールしたところ「レベルはあっているし初めは難しいとみんな感じるから大丈夫。」と言われ、数週間受けましたが精神的に辛く、ドロップしドイツ語の1年次レベルに変更しました。きっと、その頃からメンタルに負担がかかっていたと思います。

    2週目からは、少し復活してUBCにやっと行きました。日本語ネイティブレベルの生徒しか取れないクラスもレジスターしていたので、楽しみでした。そのクラスでもっと精神的に辛くなるとは知らずに・・・そのクラスでグループプレゼンテーションが一緒だった優等生の方と自分を比べてしまいもっと精神的に追い込まれました。1週間かけて仕上げてきた自分のパートを直前に「私がやるから、初めのイントロだけやって。」と言われ、20分以上のプレゼンの30秒しか任せてもらえなかった私。実際、自分がするよりその人が全部した方が良くできるだろうな、と私自身も思ってしまいました。

    そんなこんなでUBCで友達はほぼできず、自分の無能さを実感した私は学期末頃精神的にピークを迎えていました。途中から仕事も手に付かず、学業と両立は無理だと判断し仕事もやめました。

    鬱と診断された気持ち

    夜は眠りに付けず、メラトニンを服用していました。「睡眠薬」って依存しないかなど私はすごく不安だったのですが、飲むしか無いと思い少しずつ服用し始めました。朝起きるのが辛くて、メラトニンの副作用かなと思っていました。口内炎もなくならないし、頭痛・倦怠感も酷かったけれど、テストを乗り切るしかないと思った私は、ひたすら勉強しなんとか終了。

    バンクーバーで日本人の女医さんのテレビ電話診察を見つけ、予約したのが始まりでした。その時は、鬱など考えたこともなく、頭痛・不眠・倦怠感などの原因と治療法を知るのが目的でした。とても優しく話しやすい先生でした。

    「鬱だと思います」と言われた時は、私が鬱?そんな!と言う感じだったのですが、何も無い時に急に涙が出てきませんか?など当てはまることが多く動揺しました。「頑張りすぎてしまってんですね。今まで良く頑張りました。このような形で早めに診察に来てくれてありがとう。」と先生に言われ、今まで溜めていた涙が全部出ました。今まで好きだったことをして、カウンセラーを勧めてもらいました。そこまで深刻ではなかったのと、抗うつ剤は私自身少し抵抗がまだあるため飲まずに頑張ってみたいと伝え、経過観察という形にしてもらいました。「メラトニンの副作用で朝辛いのではなく、鬱の初期症状なので朝辛いなら無理せず起きずに寝てください。」と言われ、1学期目が終わり数週間休みがあったので仕事も探さず休養しました。まだアサイメントが多い時などはメラトニンを飲まないと眠れないけれど、とても元気になりました。

    対策

    とにかく、頑張りすぎない!辛い時は授業に行かないで休むし、どんなに勉強が忙しくても週に一回はお出かけするようにしています。私が通った公立カレッジやUBCは基本メンタルヘルスに理解がある先生が多いです。私も、精神的に厳しくてアサイメントの締切を延ばしでもらったことは何回もあります。

    UBCに入ってから、学級委員タイプの優等生・大手外資から内定・大学院進学など素晴らしい方と出会いますが比べない!クラスメイトの優等生の方みたいにはなれないけれど、比べて衰えてると思わず、私らしく違う面で頑張ろう!

    きっと仕事の面接受からなかった。って落ち込んだり悔しかったりすると思いますが、じゃあ雇えばよかったと思わせられぐらい成長しようと私は思います。もし、このブログを読んでくださっている方が面接や会社でひどいこと言われたり、不採用にされてもきっとあなたを認めてくれる他の会社が絶対にあるし、まだ出会えていないだけなので挫けずにポシティブに頑張って欲しいです!

    不眠症解消グッズとしては、weighted blanket がおすすめです!重い布団?というのでしょうか?私が睡眠で悩んでいた時に彼が買ってきてくれました。ストレスが軽減されるそうです。きっと人によって効果は違うと思いますが、私は愛用中なので是非試してみてください。周りのUBC生は私以外でも結構不眠症になってます。

    私は気分が落ち込んだら夜景を見に行きます。雨が多いバンクーバーでは昼の景色は曇っていてあまり綺麗じゃ無いので、夜景をみて「よし!頑張ろう!」となります。私の友達も夜景好きが多いです!(女の子1人で歩くのは危ないのでやめましょう)

    気分が落ち込む人が多い都市バンクーバー

    私の気分が落ち込んだ一つの理由としてバンクーバーの天気も関係していると思います。レインクーバーと言われるほど、雨が多いバンクーバー。現地の方でもAnti-depression を服用している方がちらほら知り合いにいます。Vitamin DSerotoninを飲んでいる方が多いそうです。

    最後に

    今はUBCの友達も少しずつできて、慣れてきました。感情的で何もかも投げ出したくなっていた時も、彼は美味しいものやプレゼントなどで喜ばせてくれました。診察に行った方が良いと勧めてくれたのも彼でした。サポートがあったからこそ、すぐに復活できたのかなと思います。私の周りの友達は、私が鬱と診断されたのは信じ難いことでしょう。正直、この記事を書くことはすごく悩みましたが、今留学中で悩んでいる方の少しでも役に立てればなと思いシェアすることにしました。

    バンクーバーはそろそろ晴れの季節になります。カレッジ・大学生の方は今学期ももう終わりです。もう少しです!頑張りましょう〜

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    目次
    閉じる